今主流の2つの働き方の違い

介護業界では正社員とパートの2つが主流の働き方です。今後の働き方を考えたときに、この2つのうちどちらが良いのかで迷うことも少なくないでしょう。正社員とパートのどちらにも違う魅力があるので、求人の内容や働き方、将来性について考えて選ぶのが重要です。

正社員として働く方法は安定して雇用を受けることができ、定年退職まで働き続けられる身分を保証されるのが魅力です。
ずっと現場で働くのを前提にした待遇を施設から受けられるため、教育研修も充実しています。キャリアアップを目指しやすいことから将来性の高い介護職者になりたいという人に向いているのが正社員です。
給料も高めに設定されているため、収入の悩みも小さくて済みます。また、福利厚生が充実していることが多く、退職金なども受け取れることがよくあります。

一方、パートは時間の拘束が少なくて働き方の調整をしやすいのがメリットです。パートの求人を見てみると週2日か3日、1日あたり3時間くらいから採用しているものが多くなっています。シフト制で毎月希望を出す仕組みが一般的で、フルタイムに近い働き方をすることも可能です。
プライベートとの両立をしやすいため、家事や育児をしながら介護の仕事をしたい人に向いています。
介護業界ではパートでも社会保険が完備されていることが多いのも魅力です。勤務時間の合計がどの程度かによって保証されるかどうかが変わることもありますが、比較的充実度が高くなっているので安心して働けるでしょう。